チョコレートができるまで

ひとつのチョコレートができるまでには、
たくさんの人が関わり、
ドラマが生まれます。
その裏話をこっそり公開します。

  1. ヒアリング

    はじまりは「こんなチョコが欲しいな」の一言

    多くの場合、お客様から「こんなチョコ(製品)が欲しいな」というリクエストがきっかけになります。まずは、営業スタッフがお客様を訪問し、どのような製品を作りたいのかしっかりとヒアリングを行います。

  2. 試作品製作

    お客様のイメージを「カタチ」にする試作品づくり

    お客様のご要望を研究所スタッフで共有し、試作品の製作に着手します。試行錯誤の繰り返しですが、腕の見せどころです。製品によっては、チョコレートだけでなくお客様の求める最終製品として一緒に提案することもあります。

  3. 商品化決定

    採用の連絡に社内が湧く。製造に向け動き出す

    営業部がお客様からの「商品化決定」の連絡を受け、生産本部で生産計画を立てたり、購買部は原料の調達を調整するなど、全部門で生産準備に着手します。

  4. 製造

    製造開始。緊張の一方で達成感につつまれる

    いよいよ、製造が開始されます。商品開発に携わった関係者はもちろん、時にはお客様も初回生産に立ち会うことがあります。緊張するひとときですが、思いを込めた製品がラインを流れていく様子に、安心と達成感につつまれます。


    日本チョコレート・ココア協会

  5. 包装

    包装作業まで自社でワンストップ対応

    ひとつひとつのチョコレートに込められた従業員の思いを文字どおり「包みこむ」気持ちで作業を行います。包装が終わった製品は、出荷用の箱などに整然と並べられ、出荷の時を待ちます。

  6. 製品検査

    品質を徹底的に検査。責任をもって世に送り出す

    製品が完成したからといって終わりではありません。味は再現できているか、安全性に問題はないかなど品質保証部によって、いくつもの検査を徹底的に実施します。その製品を口にする方の笑顔と安心のために妥協はありません。

  7. 出荷

    いよいよ出荷の時

    様々な工程を経て、いよいよ出荷です。完成品はそのまま店頭に、業務用チョコレートの場合はお客様先で加工された後、店頭に商品として並べられます。自分が関わった商品を店頭で見かけると嬉しいものです。

  8. 販売状況調査

    まだまだ終わらない。PDCAこそ品質向上の秘訣

    販売が開始されたからといって終わりではありません。販売状況を定期的にヒアリングし、品質を上げるための改善点がないか検討します。このように、常にPDCAサイクルを回して改善を繰り返すことが良い商品を作るためには必要なのです。