皆さんはじめまして、新入社員の草刈 緑です。
本格的な冬を迎え、コタツやお鍋の恋しい季節となりましたが、読者の皆様はいかがお過ごしですか?
実はこの時期、チョコレート会社は大忙し!工場のラインにはクリスマスやバレンタインに向け、
毎日様々なチョコレートが並びます。
そんな最中ではありますが、先日12月5日、筑波大の留学生の皆さんをお招きして「東京フード見学ツアー」を実施しました。今回はそこでの様子をちょこっとご紹介します。
今年の3月に大学を卒業した私は、社会人になった現在も、学生時代の仲間や仲のいい後輩たちと毎週のように会っているのですが(笑)、そこで会社の話をすると、「チョコレート工場行ってみたい!案内してー(・▽・♥)ノ」というリクエストをよくいただきます^^
特に留学生のメンバーは仕事内容や現場の話一つ一つにとても興味を持ってくれるので、いつかみんなを招待できたらな、と思っていました。
(留学生の友人たちに日本のお菓子について語ってもらうと皆ものすごく熱心に話をしてくれます^^母国に里帰りする時、大量のチョコをお土産にするという人も一人や二人ではありません!)
ところで、私たちが作っている製品は、チョコレートの中でも「業務用チョコレート」と呼ばれるもの。お客様の多くは製菓メーカーやベーカリーなど企業の方々です。そのため、私たちのチョコレートを実際に味わってくださるお客様と交流する機会というのはほとんどありませんㅠ_ㅠ (そのためか地域の皆さんも、つくばにチョコレート会社があるということをなかなかご存知ないようで・・・泣)
このような環境に、留学生のみんながやってきたら、一体どんな化学反応がおこるだろう・・・?そんな好奇心からスタートしたこの企画。初めこの構想を提案するのはちょっとした冒険でもあったのですが、社長をはじめ様々な先輩方のご協力のおかげで、驚く程に話しがとんとん拍子に進み(!)、製造部の先輩と私の二人でこのツアーを担当させていただくことになりました。
当日は12名の留学生&日本人学生のメンバーが参加してくれました!(中には授業を休んで駆けつけてきてくれた後輩も笑) つくば歴の長いメンバーもいましたが、なかなか会社のあるエリア(つくばの最北端)まで来る機会はありません。みんなの熱気は会社に向かう道中ですでにヒートアップ!^^ちょっとした旅行気分です。
大学エリアからしばしのドライブを楽しんだ後、お楽しみのチョコレート工場へ*皆、白衣に着替え、帽子をかぶっていざ出陣!皆、日本の産業や企業文化について、間接的には学んでいても、ものづくりの現場を見たことのある人はほとんどいません。皆、初めて見る機械、ラインに興味津々のようでした(・―・*)
原料投入→成形ラインまで一通り見学した後は、研究開発部の試作室を見学。工場をぎゅっと凝縮したような風景に皆、目をきらきらさせて見入っていました。後半は「テンパリング王子」とも呼ばれる研究の大先輩Kさん(・v・)の特別レクチャーや、お楽しみテイスティングコーナーもあり、皆、チョコレートについて今まで以上に興味を持ってくれたようです^^* そして、最後はお待ちかねのランチターイム*会社の全部署から先輩方が集まってくださり、皆でわいわいお昼を楽しみました(感謝♥)
こんな感じで、第一回東京フード留学生見学ツアーは無事に終了。留学生はもちろん、先輩方にも楽しんでいただくことができ、とても嬉しく思いました。
ただ、企画した当人は英語での指示がしどろもどろになってしまったり(汗)、留学生からの質問にうまく答えることができなかったりと、反省の多い結果となりました^^;英語はもちろんですが、カカオやチョコレートの製造過程に関してまだまだ勉強不足を実感。そういった意味で、私にとってもこのツアーは非常にいい刺激となりました。これをきっかけとして、今後も2回目、3回目とさらにパワーアップした見学会を実施できればと思っています。